XPERIA MINI PRO SK17a FOMAプラスエリア キマシ

待ちかねていた MINI PRO が sparco からやっときましたワー。そしてFOMAプラスエリアに対応すべく色々いじってたら、ついに燦然と輝く UMTS_BC6 の文字が。これはキマシ?

MINI(ST15)との比較
・デカくて、重い。MINI がかなり小さかっただけに、MINI PRO は大きく感じます。完全に一回り大きい。そしてズッシリーニ。もちろん MINI との比較であって、一般的なスマートフォンに比べては小さいし、普通に使えるレベル。

・通知LEDが表面にある。MINI は上部側面にあって、「何この位置?」って感じでしたが、MINI PRO の位置はまあ普通。

・ハードウェアキーボード搭載!ヒャッハー!!となる予定でしたが、あまり使いどころがない。しかもハードウェアキーボード使用時は横画面になるので、アプリによっては入力フォームが見えなくて絶望。

・MINI であった画面のチラつきがない。照度センサーの個体差、液晶保護フィルムの有無が関係しているかもしれませんが、私の MINI PRO ではほとんどチラつきがなくて、バッチグー。ってかこれが普通だよ。

・MicroUSB ポートのカバーが割と外しやすい。MINI だと3回くらいアテンプトに失敗して、4回目でヤッター!とか割とある。

・電波の感度が弱い。明らかに MINI に比べて弱いです。キーボードを開くとアンテナ1本増えたりとか。

あれぇ、オレはなんか MINI だけあれば十分幸せなんじゃ…、いや何も考えないことにしよう。

XPERIA SK17a
XPERIA SK17a FOMAPlus

XPERIA MINI ST15i root化 他

ST15i の root化手順メモ。この手順が公開されるより前に、 su入りの system.img を焼く手順で発狂しそうなくらい頑張っていたのですが、sending ‘system’ (231412 KB)… でどうしても止まってしまうので諦めました。 bad blocks が2個あったのが原因かも。↓の手順は楽勝。ウキィィィ!

前提
・ ファームウェアのバージョンが 4.0.A.2.368
・ android SDK(Windows版)インストール済み、インストールフォルダ配下の platform-tools および tools に path 通し済み。
・ FlashTool インストール済み(私が使用したバージョンは0.2.9)
・ bootloader アンロック済み

いちおう注意
・ bootloader をアンロックすると、保証が受けられなくなります。ウェヒヒ。
・ bootloader をアンロックすると、ソニエリ公式のアップデートが出来なくなります。但しリロックすれば可能。

1. ここ(xda-developers.com)の #2のポストの Mini FW 4.0.A.2.368 insecure kernel をクリックし、 boot.img をダウンロードする。

2. MINI の電源を落し、ボリュームアップボタンを押しながらUSBケーブルでPCと接続する。本体のLEDのランプがブルーで点灯していることを確認。

3. 手順1でダウンロードした boot.img を自分のホームディレクトリに移動する。(ex. C:Usersあなたのログインユーザー名)

4. コマンドプロンプトを起動し、boot.img を本体に焼く。

C:Usersあなたのログインユーザー名>fastboot flash boot boot.img

5. MINI からUSBケーブルを抜き、電源を入れる。

6. アプリケーション設定で、「提供元不明のアプリ」「開発 – USBデバッグ」を有効にする。

7. MINI とPCをUSBケーブルで接続する。

8. FlashTool を起動。機種名を尋ねるウィンドウがポップアップするので、X10を選択し、OKをクリック。

9. ROOT ボタンをクリックする。しばらくすると MINI が再起動する。root化完了。

> 日本語フォントの変更
ST15 はデフォルトで日本語のフォントが中華なCJKなので、好みの日本語フォントに変更します。

1. ttf形式のお好みフォントを準備。ファイル名を DroidSansJapanese.ttf に変更する。

2. 普通に起動している MINI とPCをUSBケーブルで接続する。

3. コマンドプロンプトから、フォントファイルをプッシュ。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb push DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/

4. MINI をリブートする。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb reboot

> カメラのシャッター音無音化
え、なんで私を疑いの眼差しで見るのですか。香港バージョンの私の ST15i はシャッター音をデフォルトで無音に設定出来ません。というわけでうるさいシャッター音は消してしまうのだ。

1. 普通に起動している MINI とPCをUSBケーブルで接続する。

2. コマンドプロンプトから、build.prop をプル。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb pull /system/build.prop .

3. サクラエディタなど適当なエディタで、build.prop 中の

ro.camera.sound.forced=1

ro.camera.sound.forced=0

に変更する。

4. build.prop をプッシュ。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb push build.prop /system/

5. MINI をリブートする。

C:Usersあなたのログインユーザー名>adb reboot

6. カメラアプリを起動し、シャッター音選択設定で無音を選択する。

7. 階段の下に行く。

XPERIA MINI ST15i WHITE

IDEOS との出会いで完全に小さな端末に魅了されてしまった私。もっと小さくて性能の高い端末はないのか!と探したら普通にありました。それがこの XPERIA MINI だだだ!うーん、小っちゃくてもう最高です。しかもお値段は 279$。私は 1shopmobile で購入し、送料込みで304$でした。円高の波に乗らなきゃソンソン。

それではいつものように箇条書きレビュー。

良い点
・小さい。とにかく小さい。IDEOS より余裕で小さい。私の通常時のチ●ポよりは大きい。見た人はかならず「小さっ!」と驚嘆します。(いや私のナニの小ささに驚嘆したわけじゃないですよ。ちゃんと読解してください)片手でサクサクブラウジング。ええ時代だのう、ばあさんよ。重さも99gで十分軽い部類に入りますが、見た目からくる軽さへの期待に応えるほど、軽く感じません。

・ハードのスペックが高い。CPUは Snapdragon MSM8255 1GHz。ヌルサク感がすばらしい。IDEOS がまあナニすぎただけに、より素晴らしく感じます。IDEOS では途中で落ちたDDRも全く問題なくプレー出来ました。まあタッチUIでゲームはあまりやりませんけど。ちなみに ベンチマークソフトの Quadrant の値は1549。カメラも500万画素オートフォーカス付きで普通に使えるレベルです。

・液晶が綺麗。高輝度でスッキリシャッキリ表示。視野角も妙に広く、IPS液晶かもしれません。グーグルマップナビを車内で使うようなシチュエーションでも問題なさげ。解像度こそHalfVGA(320×480)ですが、Youtube の動画も普通に鑑賞出来るレベル。iPod touch 4th の retina ディスプレイ(960×480)でみる動画とそれほど違いを感じないのは意外。主に文章に読むウェブブラウズも全く問題なし。

・スピーカーの音が何気によい。モノラルスピーカーですけど、解像度・音量ともに十分。radiko 垂れ流しで大活躍。とはいえ実はこの手の小型ガジェットのスピーカーの音がなかなか良いのは、最近ではこの端末に限ったことではなく、IDEOS、Nintendo 3DS、iPod touch 4th、どれもなかなかのモノだと個人的に思ってます。

・DLNA対応。なんと MINI で撮ったハメ●り動画をおうちのDLNAクライアント機能付きテレビで見れちゃう。最高すぎる。いややりませんけど。てかうちの廉価モデルプラズマテレビはDLNA対応してないし。対応しててもやりませんけど。

・ANT+対応。超近接無線規格のANT+に対応。ANT+対応の心拍センサーをつけて、S●X中の心拍数の変化をロギングし、アプリで研究!!いや、しませんけど。

悪い点
・小さすぎて、ポロッと落としそうになる。IDEOS のバッテリカバー(黒)はマットな質感で摩擦係数が高く、持ってて安心感がありましたが、この端末の バッテリカバー(白)は、ツルツルというかすべすべしていて、ツルッ、ヌルッ、スポッ!と落としそうになります。ああ、ヌルッっていうのはないな。

・フォントが中華フォント。日本向けに出荷されている製品ではなく、香港バージョンなので仕方ないといえば仕方ないのですが、やはり違和感があります。root が簡単に取れるようになってフォントを変えることが出来るようになるまでの辛抱です。

・照度センサーのチューニングが甘いせい?で、薄暗い部屋で使用していると液晶の明るさがころころ変わってイライラします。しかも液晶の明るさの自動調整の設定項目が何故かありません。これはアップデートで早く対応してほしいですね。

・FOMAプラスエリアに対応していない。FOMAプラスで使われる UMTS BAND VI の送信アンプチップを積んでいないのでこれはどうしようもないです。 ST15a(北米版)なら、BAND VI の周波数を内包する BAND V の送信アンプチップを積んでいるので、何とかなるかもしれません。 8/15追記: Xperia Pro の北米版 MK16a でプラスエリアを掴むという情報がちらほら上がってきています。MK16a のFCCの分解画像がピンボケで断定は出来ませんが、MINI PRO 北米版 SK17a にも実装されている SKYWORKS の SKY77704 の送信アンプを積んでいるように見えます。同じ送信アンプを積んでいる=動作も同じ、ではありませんが、自宅から30分弱車を走らせればプラスエリアに行けるので、SK17a が届いたら確認しに行こうと思います。ちなみに handtec で取り扱っている MINI PRO は インターナショナル版の SK17i であると思われるためキャンセルし、sparco.com で SK17a を注文し直しました。

というわけで、個人的満足度は90点!な端末です。と、ここまで読んできて、私のブログを巡回している偏差値2000万以上の方々は、アレっと思ったかもしれません。お前は MINI PRO を注文してたんじゃなかったのか、と。そうです、MINI PRO がなかなか来ないので、我慢出来ずに MINI もポチってしまったのです。アホですね。

XPERIA ST15i
XPERIA ST15i
XPERIA ST15i
XPERIA ST15i
XPERIA ST15i