あいつどこいったんだ。まったくどうなってんだよ。・・・・。
そうだゲーセンにいってみよう。
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お、拓也だ。
「お!ひさしぶりだな。なにしてたんだよ、半年以上も。」
「それより美由紀を見なかったか?」
「? いや、今日は見てないが。」
「そうか・・・。ま、いいか。」
「やっぱり美由紀ちゃんのことが忘れられないのか、お前!」
「はあ?なんでそうなるんだよ。実は、かくかくしかじか・・・」
「そういうことか・・・。まったくお前の人並みはずれた鈍感さには脱帽するよ。
ところで、お前、もうスコアはやらないのか?」
「ああ、もうやるつもりはないよ。才能もないしな。だいたい、、、いやなんでもない・・・。」
「それで、お前ゲーム以外になんかやることあるのか?」
「・・・・。関係ねぇだろ。ただゲームをやってても意味がないと思っただけだ。」
「お前、変わったな。」
「じゃあ、俺は帰る。」
「おいコレ、昨日出たゲーマガ。やるよ。せんべつだ。」
「ああ、暇があったら読むよ。じゃあな。」
帰る。